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そろばんのできるまで

創業者藤本勇治がそろばん作り

そろばんのできるまで
そろばんのできるまで

そろばんはすばらしい計算機だ。位どりも計算のしかたも、目で見てたしかめられるので、すぐれた教材として、世界で見なおされてきている。日本のそろばんは、おもに島根県や兵庫県などでつくられていて、おもしろいくふうや、名人のうでまえが見られるよ。

そろばんの玉づくりは、木材を細長い丸ぼうにすることから始まる。これを円板の形に輪切りにしてからあなをあけ、つるつるにみがいて仕上げるんだ。

<そろばん玉の材料>
カバノキ、ツゲなどのかたい木が使われる。機械で丸いぼうにけずる。

回転台に材料の丸ぼうをさしこむと、カッターの刃が、決まったあつさの円板に切りとる。
中心にドリルで、工具をつきさす、小さなあなをあける。

円板をつきさした工具を回転させて、カッターでかたがわからけずる。そのあとうらがえして反対がわをけずり、そろばん玉の大まかな形ができる。

材料をとかしたおけに玉を入れて、回転させながら玉をそめる。

切り口や角についているぎざぎざをとりのぞき、きれいにみがく。

かわかしたあと、ドリルを通してあなさらいをし、あなを大きく、きれいにする。

玉をふくろにつめて、手や機械でもむ。こうして、そろばん玉はつやつやになる。

わくづくりから組みたてへ

計算の主役は玉だ。けれども、玉をきちんと動かすには中さんや外わく、ひごなどの役目も大切だ。じょうぶさと正確さを目ざしてつくられる。

わく材には、きれいでかたいコクタンが一番よい。そのほか、何まいかの板をはりあわせた集成材なども使われる。広い板から、のこで正確に切りだされる。

表面をかんなでけずって、なめらかに仕上げる。

同じ間かくに、刃がとりつけられたドリルを、横すべりさせて、あなを正しくあけていく。

竹ひごをつくる

秋に竹(モウソウチク)を切る。よくかわかした竹の、ふしの部分を切りおとす。

竹わり機で細かにわる。このとき、竹の内がわの、やわらかい部分もけずりすてる。

<一丁の部品せいぞろい>
組たてる前に、全部の部品を用意し、うらのかざり板や支柱などもふくめて、あなあけや切りこみなどをすませておく。

細かにわった竹を、1本ずつひご通しにかけて、丸いきれいなひごにけずる。

そろばんにあう長さに、ひごを切る。1本(竹の1ふし分)から、4~6本のそろばん用のひごができる。

組みたては、中さんに竹ひごを通すことから始まる。ひごがきっちりとはまるあなに、1本1本手作業でおしこむ。ここがしっかりはまっていないと、玉ががたがたする。

玉入れと仕上げ

部品がそろったら玉入れだ。たくさんの玉の入ったおけを用意する。はじめは五玉。くぼみをつけたすくい板ですくった五玉を、ひらりと中さんにひごにうつしかえる。名人のうでまえだ。
これに上わくをとりつけたあと、一玉を入れ、わく全体を組みたてる。そしてアルミニウムの線を通して、ゆがまないように強くし、けたごとのしるしをつけてみがけば完成だ。

あなのあいたすくい板で玉をすくう。

すくい板にのった五玉。

中さんのひごにうつす。

上と横の外わくを組む。

玉の中におしこむようにする。何回かくりかえしたあと、くるりとすくいあげると、一玉がきれいに入る。このときは一玉は5こ。

いちばんはじの一玉をはじきだし、ここへ下の外わくを組みつける。

わくの四すみやとちゅうに、小さなあなをあけて、アルミニウムの線材を通し、ゆがまないように強くする。けたごとのしるしは、黒いセルロイド線をさしこむ。出っぱりをけずって、やすりでみがく。

きれいにみがいて完成。いろいろな検査をする。

そろばんのできるまで
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近代化したそろばんの工程

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平成19年 そろばん伝統工芸士となりました。

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